はじめよう『ミニ四駆コンデレ』 バックナンバー

ミニ四駆コンクールデレガンス入賞経験者にインタビュー!〈第2回〉

インタビュー第2回は、タミヤ主催のSNSコンデレが開催された2020年からこれまでの間、最も入賞経験の多いダイチさんにお話を伺います。入賞回数はなんと8回!インタビューと一緒に、ダイチさんがこれまでに制作・撮影した作品写真も合わせてご紹介します。
ダイチさん X(旧twitter)アカウント:@DAI7TEN_DAICHI

ダイチさんの過去作品ピックアップギャラリー

  • 【JC2023コンデレ4】
    【NEW ERA賞】

    〔 題 名 〕 Re:BURNING SUN NEXT "Liberty"

  • 【JC2023コンデレ1】
    【XLARGE賞】

    〔 題 名 〕 ホットショットU BHM Jr.

  • 【JC2022コンデレ3】
    【XLARGE賞】

    〔 題 名 〕 GTS40

  • 【JC2022コンデレ2】
    【パイセン喜ぶで賞】

    〔 題 名 〕 TRF RAIKIRI MS

── SNSでのコンクールデレガンスになり、制作する作品の傾向は代わりましたか?

(ダイチさん回答)
「変わったと思います。やはり撮った写真で審査していただくため、ボディの色味や形状など写真の写り映えを意識したテーマや作り方に変わったと思います。」

✓ 目を惹くカラーリング、印象的なボディメイク、フィルター越しのマシンの映え方etc.…

写真で審査する事を前提とした作品作りになったそう。ダイチさんの作品は、マシンごとに明確なテーマやモチーフがあるので作品の意図も受取りやすく、さらにそこから様々な想像ができます。

  • ▲アメリカントイをイメージ。ウイングのモチーフは蜘蛛の足!

  • ▲イタリアンスーパーカー風に。80'sの角張ったフォルムを意識!

  • ▲流線美が印象的!旧車らしさは自作のスピンナーキャップで演出。

  • ▲RCバギーをミニ四駆に。ボディの中も細部までリアルに再現!

── 限られた画像枚数で、より作品をアピールするために気をつけている事はありますか?

(ダイチさん回答)
「マシン全体を見ていただきたいので、出来る限り様々なアングルから撮るようには気を遣っています。」



 
 ✓チェックポイント!

斜め前、後、真横からのアングルの他に、真正面・真後ろからのショットがあると、実際のマシンの全体像がより視覚的に伝わりやすくなる!
様々な角度から写真を撮影して、作品が魅力的に写る角度を探してみよう。想定外な画角が案外イケてる写真になったりするものです。
 
 

真正面・真後ろの写真が加わると説得力も増します!

✓ 様々なアングルから撮影する+αの投稿も!

こちらは変化球的な投稿です。1枚目をボックスアート風にアレンジしたり、続く2、3枚目は雑誌の紙面のようにテキストを配置して作品をアピール!楽しくなる演出です。ダイチさんが実際に投稿したポストはこちら

  • ▲1枚目の写真
    キットのパッケージ(ボックスアート)風にデザイン。

  • ▲2枚目の写真
    様々な角度からの画像やテキストを組み合わせて賑やか!

  • ▲3枚目の写真
    架空のミニ四駆ムック本を連想させます。

  • ▲4枚目の写真
    通常撮影モードの写真も4アングルで忘れずに。

── 写真で魅せるSNSコンデレならではの構図やライティング、背景など、撮影時にこだわっている事はありますか?

(ダイチさん回答)
「出来る限り100円均一のお店で入手できるものばかりで撮影器具を揃えています。(画用紙、照明など)特別な物は使わず、誰でも入手可能なもので最大限のパフォーマンスで表現したいたいうのがこだわりかもしれません…」

「カメラもiPhoneの純正カメラアプリで撮影しています。特に変わったアプリなどは使用しておりません。」

✓ 作品投稿ワンポイント

完成した作品をSNSに投稿する際のワンポイントを、ダイチさんが実際に投稿したポストを元にチェックしてみよう!

✓ 見る人の印象に残る写真を効果的に使おう!

ダイチさんが作品を投稿する際、4枚目(ラスト)に持ってきている写真を集めてみました。大胆な構図だったり、1枚目とは全く違う印象に見える写真だったりと、どれも『なんだこれは??』と思わず注目してしまうカットばかりです。

  • パースを効かせた大胆な構図!車高の低さのアピールにも◎

  • 雰囲気抜群。背景色が多い事でよりマシンが目立って見えます。

  • 見せたい部分をドアップに!自信のある箇所はどんどんアピール。

  • 全体を引きで真上から。ありそうでなかなか見ないパターンです。

── これさえ抑えたらマシンをカッコよく撮影できる!というTIPSがあればお聞かせください!

(ダイチさん回答)
「光量だと思います!自然光もいいですが、室内での撮影は室内の照明+LEDライトなど活用するとよりマシンのシルエットがはっきり写ると思います。」



 
 ✓チェックポイント!

ダイチさんの写真は、シンプルな背景にくっきり映るマシンのシルエットが印象的です。特にボディラインを魅せたい作品は写真のように真横からのシンプルな写真を使うのも◎室内撮影だと天候に左右されないのも利点です。
 
 

マシンのシルエットが分かりやすい構図

── 2024年の抱負をお聞かせください!

(ダイチさん回答)
「これからも見ていただく方に少しでもワクワクしていただけるようなマシン作りを心がけていきたいです。」

── 貴重なお話をありがとうございました!

インタビューに合わせて、これまでダイチさんが受賞した作品の数々を一挙に紹介いたしました。観る人へ作品の良さを伝える為の構図や画面づくり・演出方法など、参考になるポイントがたくさん!冒頭で最多入賞と紹介いたしましたが…記録的な意味の入賞数は気にせず、これからも魅力的な作品を作って頂きたいです。ワクワクするようなマシン、楽しみにしています!

ミニ四駆コンデレインタビュー・バックナンバー&ミニ四駆SNS企画特集

  • インタビュー第1回
  • インタビュー第3回
  • ミニ四駆SNS企画特集