第1回:高校生がAI自動運転に挑戦!【タミヤ×静岡聖光学院】
【第1回】
学生がAIとRCカーに挑む! 産学連携プロジェクトがスタート
みなさんはAIを普段活用していますか?
最近は、個人でも仕事でもAIを使う方が増え、一気に身近な存在となり学校教育においてもますます注目度が高まっています。そんな中、静岡聖光学院の高校生7名が株式会社タミヤの社員とともに、AIを活用した自動運転に挑戦しました。
第1回目は、タミヤ本社で初めての「ラジオコントロールカー(以下、RCカー)制作」と「AIをつくる」という2つのワークショップを実施。”ものづくり”と”最新のAI技術”を学びました。
この活動のゴールは、トヨタ技術会という団体が主催の自動運転ミニカーバトルで優勝すること。AIをはじめとした技術を体験的かつ楽しく学んでいく学生の皆さんの取り組みや成長、そして産学連携の様子をお伝えします。
※トヨタ技術会とは:トヨタ自動車株式会社内で、技術を高める取り組みをしている有志団体
1.「AIをつくる」「RCカー制作」をワークショップ形式で体験!
第1回はキックオフも兼ねて、学生の皆さんにタミヤ本社へお越しいただき、ワークショップを行いました。
今回挑戦する自動運転ミニカーバトルは、トヨタ技術会が主催する、設定されたコースの周回タイムを競い合う競技です。
自動運転には、「車体そのもののメカ要素」と「制御を担うAI要素」の2つが欠かせません。
そこで、
●「RCカー制作」でメカの仕組み
●「AIをつくる」ワークショップでAIの仕組み
をそれぞれ体験しながら、自動運転の基本構造を学びました。
2. まるでエンジニア RCカーづくりで仕組みを理解
自動運転はAIだけで成り立つものではなく、動かす対象である車体=メカがあってこそ成立します。
そこで、学生の皆さんにはタミヤのRCカーを組み立てながら、車が動く仕組みを体験的に学んでもらいました。
RCカーの制作は初めてという学生がほとんどでしたが、タミヤ社員から工具の使い方などのレクチャーを受けながら、夢中で取り組みます。
複数のパーツを説明図と照らし合わせながら組み上げ、構造を理解。時には、組み立てミスによる修正が必要になることも。
それでも、他の学生やタミヤ社員と協力し、完成にたどり着いたときの達成感はひとしおでした。
実際にRCカーを組み立てることで、車やメカの仕組みを深く理解していただけました。
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ペアで協力し合いながら製作を進めていきます -
工具の使い方や自動車の動く仕組みを体験的に学びます
3. AIを育てる? 意外と知らなかったAIの仕組みに触れてみた
つづいては、もう一つの柱となる「AI要素」についての学習。
今回は、タミヤが企業向けに行っている「AIワークショップ」を学生版にアレンジし、受講していただきました。
AIワークショップのテーマは大きく2つ。
●「AIの基礎知識を学ぶ」
●「AIを育ててコースを完走させる」
学生たちは、自動運転に使うAIを育てるため、学習用データとなる写真を撮影しロボットに学習させます。
グループでトライアンドエラーを重ねていくことで、AIの仕組みを学んでいくことができるという内容です。
はじめは、学生のみなさんは「AIとは簡単に答えを出してくれる便利な存在」と捉えていました。しかし、実際に触れてみることで、正しい学習をさせなければ求めたアウトプットが出せないことを体感します。
「どう撮ると思うように走行するか」「どのパターンが足りていないか」などを何度も話し合い、試しては修正する過程を通して、AIの難しさと仕組みを肌で感じる時間となりました。
教室では得られない驚きと気づきの連続だったといえます。
ワークショップの中では、自然と会話が増え、意見を出し合いながら原因を探る場面も多く見られ、チームワークも育まれていきました。
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AIワークショップにて、初めてのAIの基本知識を学びます -
AIを学習させるためのデータを収集します
4. 次回、目指せコース完走!
ワークショップの最後には、タミヤ本社に設置したテストコースにて、完成したRCカーの走行体験を行いました。
自分たちの手で組み立てたRCカーを実際に操縦し、コースを走る様子を目の当たりにした学生たちの表情には、自然と笑顔が溢れます。
また、このサーキットでは今年のトヨタ技術会 自動運転ミニカーバトルで用いられるコースを再現しており、実際の大会で走るコース内容の確認も行いました。
10月中旬の大会予選、11月下旬の大会本番に向けて本格的なチャレンジがスタートします。
第2回では、予選に向けて学生たちがどのようにAIを育てていったのか、その取り組みをお届けします。
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タミヤ本社のテストコースにて、RCカーの走行体験を行いました
今回のワークショップで、学生たちは「作る」「考える」「試す」を繰り返し、手先を動かしながらAIや技術を学ぶ面白さを体験しました。
企業でのAI学習、ものづくり体験に関心をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
お申込み、お問い合わせフォーム:
https://www.tamiya.com/japan/forms/ai_tamiya_macnica.html
