表面処理材として活躍するファインサーフェイサーL 「オキサイドレッド」

塗装の下塗り用として、またパテ盛り改造後などの表面処理材として活躍する、きめ細かくなめらかな仕上がりが特長のファインサーフェイサー「オキサイドレッド」

★第二次大戦中のドイツ軍の戦車のサビ止め塗装の色調を再現したオキサイドレッドのサーフェイサーです。★サーフェイサーを吹き付けることで塗料ののりが良くなることに加え、下地塗装も同時に行えるので便利。★下地塗装としてはもちろん、大戦末期の資材の不足や、工程の簡略化の中で、迷彩色のレッドブラウンの代わりとして使用された例もあり、オキサイドレッドを塗り残すようにダークイエローなどで迷彩色を塗装する方法などにも使用できます。★プライマーの効果もあり、エッチングパーツなど金属素材でディテールアップした個所の塗料の密着性をアップします。★使いやすいスプレー式で十分な容量の180ml缶。 ⇒製品情報はコチラ

ファインサーフェイサーL 「オキサイドレッド」 の使い方

  • 【 1 】
    塗装前の状態。サーフェイサーを吹きつけることで、プラスチックパーツはもちろんエッチングパーツ等の金属部品への塗料の食いつきも良くなります

  • 【 2 】
    ファインサーフェイサー オキサイドレッドを吹きつけた状態。塗料の垂れがおこらないよう、数回に分けて吹き付けます。奥まった部分もしっかり塗装しましょう

  • 【 3 】
    サーフェイサーの乾燥後に、サンドイエローなどの基本色をエアーブラシで塗装します。奥まった部分や影になりそうな部分をあえて塗り残すことで、より立体感ある仕上がりとなります。

【プロモデラー長谷川伸二氏が語るサーフェイサーの効果】

■サーフェイサーは塗装面の下地処理に最適です。まず「塗料の食いつきが良くなる」という効果があります。これはマスキングテープを使用した塗り分け塗装のような場合、テープを剥がしたときに塗料が「持っていかれる」ことがあるのですが、サーフェイサーを塗装しておくと塗料の定着性が高くなり、こういったトラブルを未然に防ぐことができます。また、サーフェイサーを使用することで、プラスチックの素材に直接塗装したときよりも、発色が良くなったり重厚な感じに仕上げることができます。

■さらに、「塗装面の細かなキズなどを抑える」という効果もあります。新しいキットでは問題はないのですが、古めのモデルなどはプラスチックの表面が荒れている場合があります。そんな時は、いわば「薄く溶いたパテ」とも言えるサーフェイサーを吹き付けて磨くことで、細かな凹凸やキズを埋めて、より平滑な塗装表面に仕上げることができます。

■また、改造したりパテで修正した時、部分的に成形色とは違った色の下地になる場合があります。塗装してもその部分だけが透けて見えてしまい、色合いがムラになってしまうことがあります。そこで、下地の色を覆い隠す力の強いサーフェイサーを吹き付けておけば、塗装する物の色が統一され、その上から塗装すれば色の違いが分からなくなります。カーモデルのボディ塗装などでは、その効果が特に発揮されるでしょう。 ただし、サーフェイサーは厚く塗りすぎると細かなディテールやモールドが埋まってしまうので、薄く薄くを心がけて塗布することがポイントです。