ファインサーフェイサー ピンクの効果

塗装の下塗り用として、またパテ盛り改造後などの表面処理材として活躍する、きめ細かくなめらかな仕上がりが特長のファインサーフェイサーにピンクカラーが登場です。

★特に鮮やかな発色が求められる赤の下地色として最適。エッジ部分など、色がのりにくい部分のムラが出にくくなります。★隠蔽力が強いので、黒など濃い色のパーツを赤で塗装する場合の下地にも使えます。★プラスチックはもちろん、銅や真ちゅう、鉄など金属への密着性がよく、研磨作業にも優れた特殊樹脂を配合。組み込んだエッチングパーツの上からもそのまま吹きつけられ、下地の色調を整え、上塗りカラーのムラを防ぎます。 ⇒製品情報はコチラ

ファインサーフェイサーL (ピンク) の使い方

  • 【 1 】
    白いボディパーツにも、ファインサーフェイサー ピンクを吹きつけることで、発色やエッジへの塗料ののりが良くなります。

  • 【 2 】
    ファインサーフェイサー ピンクを吹きつけた状態。きめが細かく、平滑な面になります。

  • 【 3 】
    レッドを塗装します。ムラのない、美しい仕上がりになります

【プロモデラー長谷川伸二氏が語るサーフェイサーの効果】

■サーフェイサーは塗装面の下地処理に最適です。まず「塗料の食いつきが良くなる」という効果があります。これはマスキングテープを使用した塗り分け塗装のような場合、テープを剥がしたときに塗料が「持っていかれる」ことがあるのですが、サーフェイサーを塗装しておくと塗料の定着性が高くなり、こういったトラブルを未然に防ぐことができます。また、サーフェイサーを使用することで、プラスチックの素材に直接塗装したときよりも、発色が良くなったり重厚な感じに仕上げることができます。

■さらに、「塗装面の細かなキズなどを抑える」という効果もあります。新しいキットでは問題はないのですが、古めのモデルなどはプラスチックの表面が荒れている場合があります。そんな時は、いわば「薄く溶いたパテ」とも言えるサーフェイサーを吹き付けて磨くことで、細かな凹凸やキズを埋めて、より平滑な塗装表面に仕上げることができます。

■また、改造したりパテで修正した時、部分的に成形色とは違った色の下地になる場合があります。塗装してもその部分だけが透けて見えてしまい、色合いがムラになってしまうことがあります。そこで、下地の色を覆い隠す力の強いサーフェイサーを吹き付けておけば、塗装する物の色が統一され、その上から塗装すれば色の違いが分からなくなります。カーモデルのボディ塗装などでは、その効果が特に発揮されるでしょう。 ただし、サーフェイサーは厚く塗りすぎると細かなディテールやモールドが埋まってしまうので、薄く薄くを心がけて塗布することがポイントです。